アラフィフのほっこりブログ

好きな場所、日常の小さな気付きなど、つづってみたブログ

義父の爪を切る

昨日の夜、突然、お義父さんが、

「時間がある時でいいから、爪を切ってくれへんか」と言った。

 

えっ??爪?爪切るの?私が?

同居して10年になるけど、こんなこと言うのははじめてだ。

普段の生活で、銀行や郵便局、散髪や病院などの送迎はしている。

だけど、自分のことはまだ自分でできるので、そんなに気にしてはいなかった。

 

「いいですよ〜」なんて言いながら、戸惑う。

人の爪を切るなんて、子どもが小さい頃に切ったきり、切ったことはない。しかもお義父さんの爪なんて。

ちょっと怖いな。

 

 

次の日。お昼ご飯を食べ終わって、

声をかけてみた。

「爪切りましょうか」

「頼むわ〜」

 

娘がプレゼントしたハンドクリームをいつも塗っていて、何だか白くて柔らかい手。

 

私の手の方がゴツゴツしてて男の人の手みたい。主婦の手は強いぞーっ。

 

パッチンパッチン。

一本ずつ丁寧に。なんか緊張する。 

深爪しないように。割れないように。

爪も脆くなっている。

 

目が見えにくくなってるのと、指の力が弱っていて、自分で切るのが難しくなってきたらしい。

 

「ありがとう、スッキリしたわ」

 

喜んでくれました。

よかった。お役に立てました。

 

こんな事で喜んでくれるだなんて。

 

 

きっとこれから、もっといろいろお世話しないといけない時がやってくるんだろうな。

 

ちょっと覚悟だ!

 

その時がきたら、まかせといてー!

 

と言える程よい娘にはまだなれてませんが、

そして自信もないけど。。。

 

頑張るよ。ちゃんとできるように。