アラフィフのほっこりブログ

好きな場所、日常の小さな気付きなど、つづってみたブログ

人の温もり感じました。

荷物を何度か受け取った。主人の単身赴任先にいた頃、自粛期間中ということもあって、ネットやメルカリで買い物をした。私の名前もそこにある。

 

私は既に大阪に戻っており、主人は数ヶ月後に転勤で大阪に戻ってきた。

今回、買い物したモノの送り先が、旦那の単身赴任先になったまま、商品が送られてしまった。

そのマンションのポストは玄関のドアに付いているもので、一度投函されると、玄関を開けないと取り出せないタイプのものだった。

 

しまった。旦那は自分の名前は転居届は出したものの、私の住所がそこに存在しているとは思っていなかった。そして私への配達物は、引っ越した後の誰もいないマンションのポストへ届けられ、

 

なかなか届かない荷物の問い合わせ番号に問い合わせてみると、やはり投函済みとなっていた。

 

郵便物を取り出すには、マンションの管理会社にも郵便配達員の方にも連絡し、落ち合ってもらって、その上で現住所(大阪)に送ってもらわなければならない。今回メルカリで購入したため、発送者にも

事情をメールで伝え、評価も待ってもらうことになる。申し訳ないなぁ。

行ってもらえるだろうか?

 

旧住所の管轄の郵便局に事情を説明した。話を聞いてくれたのは女性だった。とても丁寧な応対だった。その後配達員さんにも説明してもらい、折り返し連絡があった。管理会社の方にも連絡をした。

お2人とも丁寧に対応してくれた。

二度手間になるというのに、面倒くさそうな感じは一切なかった。それは電話でもその様子が伺えた。嬉しかった。温かさが伝わってきた。

 

連絡を取り合って落ち合い、その後配送してくれるというのだ。仕事とはいえ忙しい中、余計な仕事が増えたのだ。少しは嫌な気分になったかもしれないのに。

 

小包は次の日届いた。予想していたより早く届いたので驚いた。お礼の電話を入れると、

「お急ぎかと思い、速達で送りました」

管理会社の方にも連絡。

「早く届いてよかったです」と。

メルカリ発送者は、「気にしなくていいですよ」と。そんな言動に、人の優しさと温もりを感じた。離れていて、顔は分からないけれど、

親切にしてもらって、なんだか心がほっこりした。

人っていいなぁ。と心から感じることができた。

 

仕事であっても、そうじゃなくても、知人でも他人でも、優しさや思いやる気持ちを持っていたい、

心にゆとりをもっていたいと思った。

いろんな人に迷惑をかけてしまったけれど、

感謝とともに、そんなふうに思えた出来事だった。

 

おわり。