獅子が池(4/21)
月に一度、父に会いに行く。
施設でお世話になっている。先月は会えたが、今月はコロナで面会できない。だんだん娘の顔や、娘がいることすら忘れかけている。
なんとも寂しいことだ。
施設に行くまでに、池がある。獅子が池という
今日は快晴、しかも気温もいい!
少し歩いてみた。
山の中にあるその池は、こぢんまりととしていて、池全体が見渡せる。少し寂しい感じがするが、抜け道にもなっているので、たまに人が通る。
たまに人が通るくらいでちょうどいい。
うぐいすの鳴き声や、爽やかな風に吹かれてて、木々が揺れている。
山の新緑やツツジが、ところどころ彩って
自然の春を感じられた。小さな毛虫かイモムシのようななにかが、糸を伝ってぶら下がっている。ブランコのようにゆうらゆら。
たまに日傘にくっついて、一緒にお散歩。
くっついてくれるなよ〜と思いつつ、折角の昼寝をじゃましているのは、そっちじゃないかと言われてそうな気もした。
特別な景色があるわけでもないが、歩くのにはちょうどいい。
父もお散歩したかっただろう。
獅子が池を過ぎて、施設まで、下り坂、そして登り坂、静かに伸びている竹の子を見つけました。ぐんぐん成長している途中です。
竹林でもないのに一本だけ生えていた。
こんなところで見つけると、なんだか不思議な生き物に見えるから面白い。
まだまだ背が高くなるんだろうな。ニョキニョキ。歩き出すかも。
こちらは先々週満開だった桜、箕面にある通り抜けです。アーチになってて、とてもきれい。
あまりにもきれいなので、思わずUターンして
写真を撮りました。
肌に感じる風がちょうどいいこの季節。
木々や花、鳥や蝶、毛虫たちは、動き出す。
人間もそう、暖かくなると、活動したくなる。
ちょっとした緊張感があったり、何か始めようとワクワクしたりするのに、今回はそうはいかないかな。緊急事態宣言が発令される。
しばらくはまた自粛期間。不安になるなぁ。
それでも季節は巡ってきて、癒しや、感動を与えてくれる。変わるもの変わらないものがあるけれど、これからもずっと四季はやってきて、自然の力強さや命の輝きを教えてくれるのだと思う。それを感じでいきたいと思う。
ワクワクを忘れずに。
今日も読んでいただき、有難うございました。
ワクワクしたい、楽しいことをして