10年点検
この家を建ててから10年が経とうとしている。
今日は10年点検。
外壁塗装やひび、家の中の点検口から、床、天井裏のチェック、水漏れなど、建物の点検をしてもらう。
天気が良くてよかった。
まずは外壁、地震でのひび割れが気になるところ。
外周、外壁の写真を何枚も撮って、判定する。後日判定結果を報告してくれるらしい。目で見た限りでは、そんなにひどいキズやひびはないらしい。
基礎部分壁のひび割れが少しあるが、建物にはさほど影響はないらしい。
含水率計で、壁の中の水分を計測する。
雨が中に入っていれば、異常値が出るはずだ。
が、特に問題はなかった。
リビングの壁にもひびが入っている。
これも、今のところ大丈夫な範囲。
点検口は2階の屋根裏と、洗面所や物置など、4箇所ある。
2階部分は、点検口から覗くだけ。懐中電灯を点しぐるりとチェック。ここも大丈夫。
一階、床下に潜る。無事終わりますように。
ちょっとドキドキそしてワクワクする。
何かがいそうな、どこか別の場所に繋がってるような。そこから何か始まると面白いのに。
と想像もふくらむ。
点検に来てくれた人は少しぽっちゃりしている。大丈夫かなぁ。なんて思ったり。
うちに人が来るのは久しぶりで、どんな人がきてくれるのか、楽しみだった。
電話で点検の説明を受けた時に声から想像していた感じとは、少し違っていた。
背が高くて細身だと思っていたが、そんなに背は高くなく、ぽっちゃりしていた。
印象はとても良く、説明も点検も丁寧でよかった。
予定時間より20分も前に着いて、
「早く着いてしまったのですが、今からでも大丈夫ですか」と連絡があり、すぐに始まった。
気になる箇所は伝え、その場でできる事はとすぐ対応してくれて、安心できた。
和室の畳をあげるとそこにも、点検口があった。なんだか、秘密の扉を開くみたいなワクワク感。私だけかなぁ?笑
仕事で潜り込む方は大変だ。
昔の家なら、こんなところにきっと宝が隠されていたのだろう。壺なんかに小判がザックザク。
現実にもどる。
ひび割れ、雨漏り、水漏れはないかな?
ネズミやゴッキーはいないかな?シロアリは?
傾きは?
暗くて狭い床下に潜るなんて、ちょっと怖いですよね。検査員の方が戻ってくるまでは、なんとなく心配で、無事に戻って来てくださいと願う。
頭にヘッドライトを付け、図面を持って、
コマがついた板を持って、いざ、床下へ。
なるほどしゃがんで進むには時間もかかるし、体勢を保つのは大変だが、
コマのついた板の上に、腹這いになって進めば、早いし頭を打つことはない。
丁寧に見て欲しいけど、気をつけてくださいね。お願いします。
5分ほどして、戻ってきた。
「お帰りなさい」
「戻りました」
顔を見ると安心した。
特に問題はなく、配管からの水漏れ、害虫の死骸や、いた形跡などもなく、きれいでしたと。
良かった。無事に終わった。
10年経つと、シロアリ駆除の保障が切れるらしい。木造部分もあるので、それはやっといた方がいいと言われた。
お風呂やキッチン、トイレの水漏れも点検してもらい、こちらも無事終了。
約2時間半ほどの時間でした。
給湯器や、換気扇、エアコンや冷蔵庫。他、
10年の節目というのは色々と考えなければならないものだ。かと言ってそれまでに貯蓄できるだけの余裕ないのが辛いところ。
15年目には外壁の塗装、30年目には屋根、
まだまだあるなぁ。。。
長く住むには、メンテナンスが必要です。
家の中の不具合には気づくけれど、見えない屋根裏や、床下部分は、こういった点検をしてもらう事でしか分からないので、見てもらった方がいいですね。
まだまだお世話になる家です。
普段出来ることはお掃除することかな。
感謝、感謝。そしてこれからもよろしくです。
今日も読んでいただいて、ありがとうございました。