アラフィフのほっこりブログ

好きな場所、日常の小さな気付きなど、つづってみたブログ

カマキリのえび反り

最近よくカマキリと出会す。

先日は庭で。今日は玄関で。どちらもまだ若くて、

キレイな黄緑色をしていて、8センチくらいのかわいいサイズだ。

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背中を摘んで捕まえてやろうと手を伸ばすが、

庭で出会ったカマキリは意外と足が速かった。

玄関で出会ったカマキリは、こんな所にいても、餌もなければ、隠れ家もないので、これまた移動させてやろうと背中に手を伸ばしてみたところ

危険を感じたのだろう、三角頭をこちらに向けて、睨みをきかせてきた。そして、持ち前の釜を振りかざし私の手に攻撃をしてくるかと思いきや、

なんとそのまま反り返り、エビ反りに。

そのまま微動だにせず。なんとも変な格好だ。

目はこちらを見ている。しばらく睨み合いが続く。

相手はなかなかの強敵だ!三角頭の角度も、エビ反りの体も全く動かない。死んだふりいしているのか?威嚇しているのか?

 

カマキリの体が、まるで軟体動物の様だ。

こんなカマキリ見たことがない。ほんとにエビみたい。笑

 

昆虫といえども、みな同じではない。

同じように見えるが、人間が一人一人違うように、色や形、性格もそれぞれ違うのだそうだ。

このカマキリは余程身体の柔軟性には自信があったに違いない。威嚇ではなく、相手の予測のできない技での攻撃だ。思わず声をあげてしまう。

戦略はいろいろとあるものだ。

逆に仲良くなれそうな気がしてきた。

相手はそんな気はさらさらないことは、分かっているが。

もし人間なら、そういった気持ちが芽生えたかもしれない。いや、変なヤツで終わってしまうだろうか?

 

すっかりこのカマキリが気に入ってしまった。

負けたと思った。笑

捕まえるのはやめて、そのまま放置。

さてどこへ行ったかな?

意表をつかれて、うまくやられたなぁ。

 

昆虫も魚もその周囲になじみ変色したり、カムフラージュをかけて身を守ろうとする。

自然の中では敵は無数にいる。自分の身は自分で守らなければ、生きていけないのだ。みな必死だ

 

喧嘩をした時こんな風に笑いに転じたり、怒っていた事を忘れてしまうくらいにできる能力があって、トラブルを回避できるといいな。

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