ナインとウリリン🌱
やっと実を付けました。
私がしばらく家に居ない間に、娘たちが庭でプランターに植えていた胡瓜の苗。
実は大学のゼミの課題らしい。
名前はナインと、ウリリン🌱
きゅうりの9と、瓜。2つ合わせてキュウリ。
うまい具合につけたものだ。
ホームセンターで幾つもある中から、お気に入りを抜粋して決めた苗。
名前を付けると愛着が湧き、可愛がりたくなるものだ。そう言えば娘たちは料理をする時も、野菜たちに、小松菜さんとかエノキさんって言ってたなぁ。
きゅうりのツルは支柱をつたってどんどん伸びて、
ツルは自分を支えようと、巻きつける何かを手探りのように探して力強く巻きついていく。
そっちじゃないよ。隣の支柱にまで手を出していた。胡瓜も必死だ。
この梅雨の雨で、大きく成長した。
花もたくさん咲いて、いつ実をつけるのだろうと、毎日観察するのだか、なかなか実がならない。
受粉できていないのか?
と、ここで少し調べてみる。
胡瓜は受粉しないで実をつける野菜だそうだ。
ナスやトマトなどの果菜類は、その花の中に雄しべと雌しべがあり、雌しべに花粉が付くことで受粉
し実が成る。
が、胡瓜は雄花と雌花が別のところに咲き、
受粉しなくとも、雌花さえ咲けばそこに実がなり、肥大していくそうだ。単為結果性というらしい。
オスは要らないってことか。
何と器用な。受粉しなくとも実ができる。
簡単なような、寂しいような。
雌花より、雄花の数の方が圧倒的に多いのになー。
咲いては散って、咲いては散って、実がなる方は待ちに待たれて、期待されて。
付き方は違うけれど、形は同じで黄色で可愛い花なのに。
こんなふうに品種改良されてきたのかなぁ。
あまりにも雄花が不甲斐ない。いや可愛そう。
けど、雄花が無いと、きっとそれはそれで見た目に寂しい。やはり花が咲くというのは観ていて楽しめる
雄花が幾つも咲く中で、やっと実を付けた雌花が咲いてこそ価値があるのかもしれない。
その分雌花への期待が大きくなる。
それか雄花の役目か。雌花の魅力をより一層引き立てる。
なんという健気さ。雄花たちよ。
よく頑張っているなぁ。こう考えると、愛おしく思えてくるよ。誠に勝手だ。
雌花はまだ実を付けたばかり。枯らさぬように、腐らぬように、虫に食べられないように、育てよう。
くれぐれも慎重に育てよう。
しっかり成長して、立派な胡瓜をみせておくれ。
娘も楽しみにしているよ。(少し母に頼り過ぎだが)
ナインとウリリン🌱君たちの成長は、しっかり観察し記録してしているよ。頑張ってくれたまえ!